湯たんぽを使ったことありますか?
エアコンやハロゲンヒーターなど多くの電気を使った暖房器具がありますが、お湯で暖かくなれる湯たんぽを知っていますか?
「知っているけどエアコンの方が暖かそう」「準備がめんどくさそう」という印象を持っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません!
今回は、湯たんぽをより手軽に使うために、電気ケトルを使った方法と湯たんぽのメリットをご紹介します!
湯たんぽ+電気ケトルの使い方
電気ケトルを利用した湯たんぽの使い方をご紹介!
STEP1
電気ケトルでお湯を沸かします。ガスコンロとやかんを使って沸かすよりも手軽で安全なのでおすすめ。取扱いには十分注意してくださいね。
STEP2
お湯が沸いたら、湯たんぽに半分から2/3ほどお湯を入れます。
※入れすぎると湯たんぽが熱くなりすぎて、低温やけどしますので要注意!
STEP3
お湯の入った湯たんぽに、水を満タン近くになるまで入れます。湯たんぽの中をいっぱいにすることで、お湯が冷めにくくなります。溢れない程度に入れましょう。
STEP4
フタをして振ってみて、お湯の漏れがないかと温かさを確認します。
※ぬるい場合は、少し中身を抜いてお湯を入れるなどして、温度調整します。
STEP5
湯たんぽに水が付着していたら拭いて、カバーに入れてできあがり!
カバーなしでももちろん使えますが、カバーがあった方が足に当たったときに痛くないですし、ベッドなどの高い場所から落ちてしまった時に床を傷つけません。
寝相が悪いという人は、カバーを用意しましょう!
湯たんぽが話題の理由
湯たんぽが女性に人気の理由は、節約ができることだけではありません。
就寝中、エアコンをつけなくても布団の中が暖かいので、乾燥を防ぐことができます。乾燥は肌にもノドにも良くないので、湯たんぽを使うことで快適に眠ることができるのです。
さらに足元を暖めることで、足元からくる冷え性対策にもなり、体全体を暖めることができます。
また、会社などの社内が寒い時は、小型の湯たんぽが売られていますので、会社に持っていって、給湯室で作れば仕事中もぽっかぽか!
自宅用と会社用に複数用意する人も多いようです。
湯たんぽの効能
湯たんぽは、体をゆっくり芯から暖めてくれるので、ほかの暖房器具に比べて体に負担をかけずに、しっかり暖められます。
体の表面だけを暖めるエアコンやハロゲンヒーター、ストーブなどは肌が乾燥してしまう上に、冷えやすい……
会社などで湯たんぽを使えば、自分で調整ができるので周りの人に気を遣う必要はありません。夏場の冷房の効きすぎた部屋でも、湯たんぽを使えば手足の冷え対策に効果を発揮しますよ。
冬だけでなく夏も活躍する湯たんぽは、冷え性や寒がりな人にぜひおすすめしたいアイテムです。
湯たんぽで気を付けること
一番気を付けることは「低温やけど」です。最も効果的な予防法はカバーやタオルでくるんで使うこと。
暖かいので、ついつい肌に直接当てたくなりますが、睡眠中など、長時間肌に触れていると低温やけどをしてしまうこともあるので、注意してください。
湯たんぽは直接体を暖めるのではなく、布や布団を暖めて、そこから体に熱を取り込むイメージで使用するといいでしょう。
また、お湯を注ぐ時のやけどにも気を付けましょう。寒い時に焦って注ぐと大惨事になりかねないので、落ち着いて作業をしてくださいね。
最後に、フタの確認も怠らないようにしてください。フタがしっかり閉まっていないと、寝ている間に水漏れをして、気が付いたら足元が水でびしょびしょに……なんてことも。
フタをした後は、何度か逆さにして、水漏れがないかチェックしてくださいね。
湯たんぽで、ぽかぽか生活
冬は乾燥の季節。
少しでも乾燥を防ぐために、まずは湯たんぽを使ってみることをおすすめします。
就寝時以外に、座っている時など膝に抱えておくと、とても暖かいのでエアコンを使う機会も減らせますよ。
乾燥対策といえば、部屋に濡れたタオルを干しておくのもいいといわれていますよね。タオルを濡らす水を、前日使った湯たんぽの水を再利用すれば、水の節約にもなります。
高価な物ではありませんので、気になった方はぜひこの冬から湯たんぽ生活を始めてみませんか?